この秋の連休には、ウヰスキーの宮城峡蒸溜所を家族で見学してきた。
単に工場を造ればウィスキーができるわけではなく、風、空気、水という自然の力に育まれて、初めておいしいウイスキーが生まれるということを感じることができた。
広がる職業体験提供活動。
子供に対して職業体験を提供する活動が広がりを見せている。
NPO法人Aは二○○三年から関西の大学を中心に就職活動支援をしてきた。
学生に「気づき」を与えるべく、R大学やD大学などでさまざまな企画を実施しており、延べ参加者は三○○○名を超えている。
そのOBたちが勤務地として東京に集結していることに加え、活動の幅をこれまでの「就職活動支援」をベースに、「小学生の農業体験」や「地域づくり支援」などへと拡大していきたいと考え、2008年からNPO法人として新たに活動をスタートしている。
Oエデュケーションは二○○三年に設立され、二○○四年度から神奈川県川崎市で中二~高一の生徒にそれぞれ年二回の授業を始めた。
三十歳前後の若い社会人を中学校・高校に招き、クラス単位で授業を行っている。
著名人・成功者ではなく、年齢的にもキャリアの点でも身近で普通の大人から、仕事の具体的な内容、社会とのかかわり、喜びや等身大の苦労話を直接聞くことができる。
リアリテイと多様性にこだわり、授業を受ける生徒たちばかりでなく、授業にかかわるすべての人たちの職業意識にも刺激を与え、視野を広げることができる、そんな活動を目指している。
「職業体験」というキーワードでグーグル検索すると一一三四万件の検索結果が返ってくる。
全国各地で職業体験をすることができる機会が広がっている。
このようなざまざまな機会を積極的に活用して、子供と一緒に仕事について考えてみてはどうだろう。
すでに活動を始めているグループに、スタッフや講師として参加をしてみてもよいだろう。
周囲の友人も誘って、ぜひ何かに挑戦してみてほしい。
子供をヒマにさせる決意。
日本を代表する経営戦略コンサルタントの一人として活躍したMさんについては前述したが、Mさんはまったくの個人の立場で子供たちと親たちへの「共育」活動を展開している。
Mさんは「『価値あるものを見つけ、作り出す能力』を強くしてあげたいと思いながら、現実に多くの親がしてしまっていることは、時間(ヒマ)を奪い、自主性を奪い、ストレスを与え続けることだ」と指摘する。
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